第11弾、いよいよ登場、アーモンドの女王。11th。onzième。
探究する / 2019.02.26
11回目だしもういいだろう(こんな発想ばっかりだな)、ということで、
出番を待ちわびていた、アーモンドの女王、スペインはバレンシア産のアーモンドプードルを使うことにした。
価格がカリフォルニア産のものと比べても高いので、失敗しそうなうちは…と思っていたのである。
そして、前回の反省を踏まえ、今回も紅茶フィナンシェに挑む。
さて、今回は、『フィナンシェの本 (マイライフシリーズ№812)』を読んで、配合を変えようと決める。
この本には、何がどのような効果を発揮するか、こういうことを目指すときにあれ使う、と 言った説明が至極分かり易く書いてあって、これまでの10回分の作業で感じた疑問 にそれなりに答えてくれそうな気がした。
今回使った紅茶はウエッジウッドのオリジナル ティーバッグ(2g)。 小さじ2杯程度のお湯をかけてラップしておく。
バターは北海道バター。
薄力粉はお菓子用のちょっと良いやつ、ドルチェを使 用。アーモンドプードルの量を減らし、小麦粉と同量で作ってみることにした。
こ れで生地の食感を変え、さらにいつもより膨らむのではという狙いだった。
仕上がりはこんな感じ。
紅茶の風味は増した。食べてもらった同僚には、10回目のアールグレイのフィナン シェより美味しいと何度も言われたし、思いのほかうまくいったと言える。
がしか し、狙っていた膨らみや食感の変化はいまいち。
相変わらず、という感じで膨 らまなかった。 膨らんだ方が、しっとりしながらも、口の中でもろもろと生地が崩れてくれるので はと思っているのだが…、中々思うような食感舌触りは訪れない。
実は、このフィナンシェ、焼きあがったのが夜中 0:49。
翌朝レシピを見た同居の者からまたありがたい助言があった。
「アーモンドプードル+小麦粉の総量が、これまでより少ないが良いのか?」
「他の 分量を変えない限り、粉の総量は変えない方が良いのでは」
むむ!
そういうものなのね…。
確かにそうね、卵白は同じなのに粉が減ったら重たくなって しまうかもしれない。
膨らむわけないかも。了解。
ちなみに粉の総量はこれまで基本70gでやっていた。
これからは、70gの中で、あれこれ試してみる!
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