バター / 2019.12.01

一応、お店からのカードにもバターケーキって書かれているけどね。

さて、2019年も残すところあと1か月。

去年、年末に2時間半並んだけれど叶わなかった、この箱をやっと手にいれることができた。

あの日から、WHIS LISTのトップ5には、必ずその存在があったガトー・エシレ・ナチュール。

口コミには色々ありました。並んでも買えない、やっと買ったけどそこまでのものか？など。

私の上司にも食べたことがある人がいたけれど、「あれは食べなくてもいいんじゃないかな」との言葉も。

どれもその通りだろうと思う。

4,860円で一日限定15台。平日だったらおそらく開店の2時間前に並べば大丈夫そう。そんな代物である。

白く美しい箱を開けると出てくるのがこちら。

美しく仕上げられたバターケーキ。この金色のトレイの下に保冷剤が３つ固定してある。開けたらすぐに食べたい私には、この日の気温での冷蔵具合で構わなかったなぁと、室温に晒しながら食べどきを待つ。

待つ間、いろんな角度でとにかくひたすら眺める。なんて飽きないんだ。ほとジェニックだ・・。

ため息交じりにそんなふうに眺めても、うちは暖房をガンガン効かせるわけでもないので、最高気温11度とか言われる日のバターケーキは、ちっとも食べ頃になる気配がないよ。

待ちきれずに、コーヒーを淹れ終えたのを機に切り分けた。

きっとバター含有量の多さゆえ、外気温の影響を受けてすぐ冷え固まったり緩んだりするのだろう。

断面も美しい。包丁を温めたら、綺麗に切れてますますテンションが上がる。

さて。

美味しかった。幸せな時間である。

バターだった。香りも最高だった。

しかし、やはりもう少し待つべきだったかも。

暖かい時期に食べたら、もっとバタークリームの緩さを味わえたのではないかと思う。

口コミにあった、そこまでして買うものではない、という感想にはどちらかというとそうあってほしいと思っていたので、ほっとした。

今度、秋とかバタクリームが溶けやすい時期にまた食べたいなとは思うが、一度食べれば気が済むものでもあるな。

ほんっとに甘くて甘くて。

お腹がいっぱい。

途中で少々バター酔いしちゃった。

エシレ

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