むろん、VIRON ではフィナンシェも!
学習する(プロの味) / 2022.02.05
もう何度目の表明か、これが私の最愛のフィナンシェにして、目標のフィナンシェ…なんですが、最近は正直もう目指していない。
やっぱり全然無理だもの。
設備のせいだと決めることにしました。
こんな風にこんがりすることも、ヘソがしっかりできることも、厚みの種類(なんというか、噛んだときにしぼむ感じがないっていうか)も全然違う。
というわけで、久々の大好きなフィナンシェを、単に味わうためにいただきましたっ。
ぎゅっと詰まったこの感じ。
フィリングというか、中身のほろほろ感、しっとりよりもまずほろほろ。
そしてクラストとの境あたりを噛みしめたときのバターのにじみ。
このにじみと言って正しいのかわからないのだが、この部分に関しては、以前より弱まったように感じる。
VIRONの記事の中の茶色い点は、焦がしバターだよね。
皮付きのアーモンドプードルなわけじゃないみたいだし、すでに私が自分なりに作りながらこっちの方が好きだなと思うようになってきたフィナンシェの嗜好が変わってきているということなのかとも思いました。
しかし、このクラストの焼き加減、本当にすごいなぁ。いいなぁ。
厚みが弱いから、もう少し深めの型がないか探す、なんて考えてたけど、そんな単純な話じゃない。
中身のほろほろ感というか、もろもろ感。ポロリと崩れるカケラの感じが、自分の作ったものは随分としっとりしていて、ぼろ、ってならないのですよねー。
バターが多いのかなぁやっぱり…。
その自覚はものすごくあるんだけど。
あとは、小麦粉とアーモンドプードルの対比かぁ。ううむ。
VIRONは、パンの本は出てるようだけど、焼き菓子の本は出してくれないのか…。
結局、単に楽しむということが出来なくなっているフィナンシェをいただく行為。ちょっと切ない。
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