弘前にて、クロワッサンWalker 1
フィナンシェ / 2019.05.08
GWに弘前を訪れた。
弘前で暮らす友人がおり、すっかりお世話になったのだが、意外なほどパン屋さんに連れて行ってくれた。おかげで、すっかり弘前市内、パン旅の巻、という感じに。
いつものように一軒ずつの記録とするよりも…と、一挙公開とすることにしつつ、写真が多いので2つに分けることにしました。
Boulangerie Four (ブーランジェリー・フー)
着いて直ぐ、連れて行ってもらったお洒落な外観のパン屋さん。
中にはイートインもあって、日が沈む頃だったが、マダム達で賑わっていた。
店の真ん中のテーブルに並ぶ様々なパンに目移りしながら、3つのパンを厳選した。
この形のクロワッサンは、美味しい。
そういう記憶になっている私。
滞在先のご好意でしっかりと20秒のレンチン&トースターでのリベイクができた。
自分の家のものでなかったから、トースターの前で見張っているべきだったかと思ったが、まぁこの焦げはご愛嬌ってことで。
層の感じも丁寧な仕事を感じさせてくれる。キッチンペーパーが染みるのではなくてバターが滲み出て雫になっている。それくらいバターが強い。
齧るとクラムはこんな感じ。かじっているから、肌理も潰れちゃっているとは思うけど、口にじゅわわと広がるバターは、折り込みバターの量の多さを感じる。
新鮮なバターを使った、とポップの書いてあったが、実に美味しかった。
洋菓子・パン マタニ
二日目に訪れたお店。
弘前ではとても人気のあるらしく、朝11時頃に店に着いたら、店の前を車が塞いでいて少々驚く。中に入ると続々とお客さんが入ってくる。出るまで途切れないので驚いた。
推察するに、人気の塩パンの焼き上がり時間が近いのではないかとのことだったが、その姿を見ることはなかった。
そして、私には塩パンは関係ないってことでクロワッサンのみを手に入れ、店を後にした。
レジの高校生と思しき女の子のお釣りをくれる時の言葉の柔らかさ、方言のイントネーションにほっこりする。
直接聞いたら、突然他の人たちの会話も耳に入ってきた。柔らかな言葉を聞き入ろうと、耳と脳が意識し始めた模様。
翌朝いただいたマタニのクロワッサン。
やっぱりまた焦げてしまった…。クラストはパリシャク。
リベイクしても裏底が艶を帯びるようなことはない。
クラストは、…他所様のトースターの威力をまだ測りかねており、3度目の使用であるが、失敗かもしれない。まぁ、ご愛嬌。それでも、焦げたのが原因ではなく、染み出るほどのバターということはなさそうで、クラストのツヤもほのかに出た?かな、、という程度。
クラムは指で挟んでちぎったから、分かりにくいかもだが、このような感じだ。
指で挟んだときの沈み方というか、ものすごくしっかり膨らんでいたんだなと思わせるくらい指が沈んだし、ジュワーと感じた。
滲み出るのではなくて、生地が完全に油分を保っているというような感じだろうか。クラムの伸びはとても良い。そしてバターのしっとり感がとても強いように思う。
バターの匂いも良い。熱の加わった、よく知っているバターの香り。
甘みがない。
塩気を少し感じる。それほどに甘さがない。
なんとなく、甘みのないクロワッサンは最近増えてきたお洒落で高級系のパン屋に見られる傾向なのかな…などと思っていたものだから、昔ながらの町のパン屋さんといった程のお店で遭うと意外に感じる。
弘前にて、クロワッサンWalker 2
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